ひとつ前の記事であんだけ取り乱していたけど、そんなのは所詮ポーズだし、ははは、喚こうが黙っていようが、年は明ける。その繰り返しなんですね。知ってた。
あけましておめでとうございます。
元旦の午前中から、ひとりベローチェでブログを書いているなんて、幸先が良すぎる。初詣帰りのカップルしかいない。ベローチェは空いている。すごく良い一年になる気がする。
わたしは本を読むとき、それがわたしを揺さぶるかどうかを異常に気にしている。いた。いちばん面白くて、いちばん感動して、いちばん奇想天外で、いちばん驚愕させられる、そういう本をいつだって読みたい。読みたすぎて、読むのが怖い。だってこのわたしが、このわたしがよ、わざわざ時間を割いて読むのであるから、なんてったって時間の無駄だったなんて思わされたくない。そのときに一番好きになって、こりゃ後世に残すべき良作品だわ、と心の底から思いたい。そういう心持ちで本を選んでいて、結果選べていない。という、完全ホラーな傲慢さに気づかされ、震えた。
面白いかどうかなんて関係ないじゃん。
その作者がどう考えたのかとか、そういうのに触れられるだけで、結構すごいことじゃない?
と、玄人のやつは言うのであった。
いやもう、ぐうの音もでない。くっそー出してやる!!!ぐううううううううう!!!
以降、わたしの毒はさらりと抜けて、今もうなんでもかんでも読みたい感じになってます。ほら、あの、キルアが頭に針刺されてたじゃないですか。あれ抜いたときと同じ感じね。知らんけど。
というね、このブログを読んでいる2-3人の読者さんもね、あ、待って、そんなにいないかもしれない恥ずかしい、きっとそういう見識がおありの方であろう。
このブログはあなたの心を揺さぶることはありませんし、面白いことも感動も驚愕も奇想天外もない。ただのfly-gの心の断片なのですよ。知ってたね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。