Apr 12, 2018 | in カメラ・写真 | by fly-g

この世の写真の孤独

遍く全ての写真は、撮り手のエゴイズムの上に存在し、受け手のエゴイズムによって処理される。

目の前のそれを写真たらしめるものは、世界でたったひとり、それを見ているわたし(あなた)だ。

わたしはわたしの殻をかぶって、わたし色の眼鏡をかけて、わたしが見える範囲だけを世界と認識し、ひとり宇宙の中で生きている。

隣に誰がいようとも、何を話そうとも、今を、世界を、宇宙を決めるのは、たったひとりわたし(あなた)以外にいない。宇宙って孤独だ。

だから、この世に存在する全ての写真は、たったひとりで撮り、そしてたったひとりで見るものだと、ただそれだけだと思ってる。

写真って孤独だ。