Jun 12, 2017 | in エッセイ, | by fly-g

地に足ついた猫愛が参考になる良書。「二度と後悔しないネコの飼い方」を読んだ

うちの実家にいた二匹の猫は、ほとんど母上が飼っていたようなもので、猫たちはわたしや弟と何も違わずわがまま放題、自由気ままに暮らしていた。そういう意味でわたしと猫はだいたい同列の生き物であったので、わたしは猫と一緒に暮らしたことはあっても、飼ったことはない。

この本は、そんな初心者なわたしにベストな良書であった。うちにいた猫たちを思い出すただのノスタルジーか、あるいは作者さんの知に足ついた猫愛か、泣けてくる。もちろん、実際の生活においてものすごく参考になるような描写が多い。

いつか、かわいがっていたネコとの悲しい別れが来ても、決して後悔しないネコの飼い方とはどのようなものなのか、自分の経験を踏まえて綴ったものです。

今後、わたしは猫氏と暮らせるのであろうか。のんびりまったり乞うご期待なのだ。