うちの実家にいた二匹の猫は、ほとんど母上が飼っていたようなもので、猫たちはわたしや弟と何も違わずわがまま放題、自由気ままに暮らしていた。そういう意味でわたしと猫はだいたい同列の生き物であったので、わたしは猫と一緒に暮らしたことはあっても、飼ったことはない。
この本は、そんな初心者なわたしにベストな良書であった。うちにいた猫たちを思い出すただのノスタルジーか、あるいは作者さんの知に足ついた猫愛か、泣けてくる。もちろん、実際の生活においてものすごく参考になるような描写が多い。
いつか、かわいがっていたネコとの悲しい別れが来ても、決して後悔しないネコの飼い方とはどのようなものなのか、自分の経験を踏まえて綴ったものです。
今後、わたしは猫氏と暮らせるのであろうか。のんびりまったり乞うご期待なのだ。
お猫さまと一緒に暮らしたいのだが ちゃんと世話できるのか お前には無理だ やめたほうがいい などとみんなに止められて いい大人になっても自由に暮らせないという幸せ
— fly-g (@fly_g) 2017年6月1日