Jul 19, 2018 | in ライフスタイル | by fly-g

安定の健康診断

健康診断おつかれさま自分。今年も今年で、採血では気分が悪くなり、バリウムは吐きそう、マンモグラフィでは空を見つめる、という安定の1日でありました。

採血後、例のごとく適当な椅子で寝転んでいると、検診受付の方が「大丈夫ですか?向こうで休まれますか?応接室ありますよ?」などとすげい話かけてくるわけで。ええ、かなりありがたいんですが、こっち結構気分がアレでして、「あの.. 毎回こうなんで.. おかいまいなく..」と、かっすかすの声をひねり出すも「ほっといてほしい」とはっきり言えない弱気な性分で、しばらく会話が弾んでしまった。休ませてほしい。いやしかし、こんなところで寝転んでいるわたしが100%悪い。

10分ほどで気分は回復し、身長・体重・視力・血圧・心電図・問診と順調にこなしていったが、さてと。バリウムである。

わたしが行ってるところでは、発泡剤をバリウムで割って飲むという素人目にも荒技ルールで、知らんけど、一口目からもう吐く、これは吐くよ、吐く吐く、完全に吐くよ、と万引きGメンが影でわたしのことマークしとるやんってくらいには挙動不審が甚だしい。どうしよう、バリウムほおばってリスみたいになってるから何も言えないし、完全に涙目。おいGメン、出てくるなら今だよ今!はよ助けろ。
そのまま台に寝かされ、右だの左だの回って回って息を止めたり吸ったり吐いたり、とにかくわたしの踏ん張りどころが試されるフルメニューであった。げっふっふ。

そうして最後はマンモグラフィ。乳がん検査は、エコーとマンモと2種類あるんだけど、看護師さんが「エコーはね、今ちょっと待ちますね、マンモの方が割と空いてますね」というので、その情報だけを鵜呑みに「マンモにします」と即答した。多分まだ、バリウムショックが残っていたせいもあろう。

待合室でガウンに着替え、はたと自分の体を見ると、あ、あれ?ちょっと、、挟む肉、なくない?と。挟めなくって検査が無効とか大丈夫なんでしたっけ?と。一抹の不安がよぎるも、全くそんなのおかまいなしで、看護師さんはわたしの前側についてる申し訳程度の肉を脇あたりからひっぱりあげて前にひきだし、ぎゅーっと潰して検査してくれた。さすがのプロだった。この時の平均的な表情がわからない。

とまあ、検診中、緊張走ることは多々あれど、ご多分にもれず平常運転だ。そしてこれも毎度のことだが、検診してくれる看護師のお姉さんたちの、活発で声大きめにハキハキと優しい感じが好きだなーと思った。わたしが持ち合わせてないやつね。