May 12, 2016 | in ライフスタイル | by fly-g

10年以上前の銀歯が完全に死亡した

わたしは頻繁に歯医者に通う。矯正してた期間は毎月検診に行ってたし、ちょっと前に電動歯ブラシなんぞも購入して、快適な歯ライフを送っていた。はずだ。が。まさかの。展開。

矯正終了のタイミングで数年ぶりにレントゲンを撮ると、奥の歯茎部分に黒い影が見られた。そこは、いつぞや治療したのかもはや分からない、神経を抜いてフル銀歯にした最奥の奥歯であった。
矯正の先生は「これはすぐ診て貰った方がいい!」と言うので、虫歯を診てくれる歯医者へスタコラ向かう。そこで再びレントゲンを撮り、フル銀歯を解体してみると、おい嘘だろ?ってな穴が空いていた。うわああああ、である。歯茎に埋まったリングみたいな謎の物体、というか、歯なんですが。

先生は「なんとか、できるだけ、歯を残すように」とがんばってくれたのだが、虫歯の進行具合的にはもうどうにもならず、結果抜歯とあいなった。さようならわたしの奥歯。

抜いた歯を見せてもらうと、それはそれはとんでもないことになっていたので、抜いて正解である。膿袋なる、チョウチンアンコウみたいなやつまでついてる始末。鳥肌だ。とにかく落ち着いて。そして成仏しておくれ。

問題は抜歯後の処置。
そもそも歯は抜いたままにしておくと、噛み合う予定の反対側の歯がぐんぐん浮いてきてしまうそう。選択肢としては「うーん、インプラントか、ブリッジか、もしくは入れ歯か、、」と先生は言った。

い、入れ歯?

ねえいま、入れ歯って言った?

動揺が隠せない。つーか「入れ歯」というワードの破壊力すごすぎじゃないですか!!!総入れ歯だったおばあちゃんの口元が瞬時に浮かぶ。ちょっと待って、入れ歯って!!

しかしまあ、今すぐの判断はせず、まずは浮いてくる可能性のある上の歯を、隣の歯と連結して食い止めるという作戦で、いったん着地。ふう。

10年以上前に神経を抜いたフル銀歯は無自覚で虫歯に侵食され、結果抜歯を免れないというわたしのケース。おそろしすぎるし、教訓甚だしいわ。

実はもう一個、10年間以上前に処置したフル銀歯があるのだが、近々解体して中身を確認予定です。うえーん、こわいよー。

みなさまもお気をつけくださいませよ。レッツ歯医者さんと相談だ!