第45回(2013年)日展を見てきた

on Nov 5, 2013

iPhone 5

急に母上から「今ひま? M先生の書が日展に入選したらしいから見に行かない?」という電話が来たので、すたこら国立新美術館へ行ってきた。

そういえば私、日展を見るのは初めて。全国から集まる大規模な公募展で、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の合計5つの分野があるそう。時間の関係で、書と洋画とそれから日本画をちょっぴりしか見れなかった。

書に関しては、毎年何かしら見に行っていて、母上が横からあーでもないこーでもないと大口をたたくので、はーさようですかーとなんとなく分かるような分からないような、っていうか見ること自体には慣れているのだが、すごく久しぶりに見た絵は、なんだかさっぱり分からなかった。わたし絵心ないのかしらシクシク。書もそうだけど、解釈の仕方が無限にあるものは、こちらの度量に委ねられる。生み出す人も、それを目の当たりにする人も、どちらもそれらの歴史と背景、それから自分の経験が支えになって、なんらかの答えを導きだしている。はずなんだ。わたしの中にはまだそれが無かった、のだと思いたい。

全部は見れませんでしたが、たくさんの作品に触れられて楽しかった。ところで館内は、「土日祝だけ」は写真撮影禁止だそうで。(わたしは祝日に行った)曜日で区切るのってなんか納得いかないなー、とその点もやもやしましたけども。

ところで、少し前に日展に関する記事が取り上げられていたようです。朝日新聞の1面だったんだ。すごいな。
日展審査で「不正発覚」と朝日スクープ 美術関係者「あ~あ、そこは秘密ってコトだったのに」

枠が決められてたのは、やっぱりがっかりなんだけど。でも、芸術の評価って本当に難しい。たとえば、万人受けするもの、専門家(身内)受けするもの、ある限られた誰かにだけ受けるもの。当然ながら、これらは同じ作品ではないものね。・・・ってここまで書いてて思ったけど、それは逆か。っていうか難しくない。難しくしたがる傾向にあるだけで、すばらしいものは「単純に」すばらしいはずだ。そうだ。そうだった。なんか、今、何かを取り戻した気がする。ぎりぎりかわした気がする。何をかは不明だが。


美について (講談社現代新書 324)

on Nov 5, 2013 / in アート

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